民法では、「相続の放棄」をした人がいれば、その人は相続人ではありません。 一方、相続税法上の「法定相続人」には、相続の放棄をした人が含まれます。これは相続税を計算する際に、民法上の相続人の概念だけでは課税の公平性が保たれ…

亡くなった被相続人が、預金などのプラスの財産よりも、借金などのマイナスの財産が多い債務超過であった場合などには、「相続の放棄」という手続きを行うことによって、被相続人が持つ権利と義務の一切を受け継がないという意思表示をす…

相続人は、亡くなった被相続人が持つすべての権利と義務を受け継がなければなりません。 権利とは、預金や不動産などのプラスの財産のことをいいます。義務とは、借金や未払いの医療費などのマイナスの財産、つまり負債のことをいいます…

相続人とは、亡くなった被相続人から財産を受け継ぐ人のことをいいます。 相続人となりえる人は民法に定められており、「配偶者相続人」と「血族相続人」がいます。   1) 「配偶者相続人」（はいぐうしゃそうぞくにん）…

相続とは、人が亡くなった時に、のこされた家族などがその人が所有していた財産を受け継ぐことをいいます。 この場合、亡くなった人のことを「被相続人」、財産を受け継ぐ人のことを「相続人」と呼びます。