教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度は、財産をもらった孫1人あたり、1,500万円が限度額となっています。

受け取った側で計算するので、祖父から1,500万円、祖母から1,500万円の合計3,000万円ではありません。限度額の1,500万円を超える場合には、贈与税が課せられます。

教育資金贈与の非課税制度は、贈与を受けた子や孫などが30歳になった時点で終了します。その時点で教育資金に使われなかった残高があれば、その残りの額に対し贈与税が課税されますので、注意が必要です。